Winsor & NewtonのCobalt Green DeepとSchminckeのCobalt Green Darkの比較です。
同じPG26ですが色味が微妙に違います。
まず単色で
Schminckeと比べるW&Nが青みがかっていることがわかります。
次にWet on Wet
Schminckeは綺麗に広がります。
次に混色
各色、左がW&N 右がSchminckeです。
弱冠、W&Nの混色は白っぽく靄が入ったような混ざり具合。
色味だけでなく添加される透明な体質顔料等の違いもあるのでしょうか?
下左端にM.GrahamのNaphthol Redの上にWet on Wetです。
まず使わない組み合わせですが、これが違いが分かりやすい色かと思って試してみました。
PG26について調べてみました。
PG26 – Cobalt Chromite Green
色:やや鈍い青緑色からより明るい淡緑色
組成:無機コバルトクロマイトグリーンスピネル – CoCr2O4
無機クロマイトグリーンスピネル
酸化コバルトと酸化クロムの混合物を高温で焼成することで作られる。
改質剤としてAl2O3 、B2O3、CaO、MgO、PbO、SiO2 、TiO2、ZnO、及びZrO2のうちの1つまたは複数を含んでいることがある。(Ref Color Index記述)
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