新しいオリジナルサイズのディスクバインディングタイプ手帳の表紙を作りました。
試したこともあったのでメモです。
下準備

六角形の窓付表紙にしたいので、位置を決めるために下書きしました。
これを元にPCでテンプレートを作ります。

窓を開ける部分に印をつけています。
水彩紙の上にプリントしたテンプレートを貼り、スタイラスで線をなぞって写していきます。

MUSEのTouch2という水彩紙を使っています。
線を写すと水彩紙に凹凸がつきます。
スタイラスでなくても、ヘラや鉛筆でなぞってもできます。使うものや力加減でも線が変わるので色々遊べます 。
色塗り
次に窓にしたいところをカットしてから、色を塗ります。

今回はカラーインクの滲みが主役です。水をたっぷり含ませてから、インクを落としました。
インクは、Pure PensのPendine Sandsをメインに、少しだけコーヒーとR&KのSchreibinte(スカビオサ)も落としてます。

たっぷり水を使ったので乾くと波打ってます。

波打ちを直すため、コピー紙に挟んでラミネーターを通しました。
今までは、水彩紙の波うちを直すのにアイロンを使っていましたが、ふと思いついて試してみました。
アイロンより手軽で良かったです。
窓にワックスペーパーを貼る
次は窓に半透明の紙を貼ります。

ワックスペーパーを2種類、窓の六角形より少し大きめに切っておきました。
白はWAXTEX、茶色はIF YOU CAREのParchment Baking Paperです。
ワックスペーパーの接着にはグルーオールを使いました。
裏面の窓部分に、グルーを塗って接着。
透け感は、ぼんやりしています。
色のせいで茶色があまり透けてないように見えますが、実際には同じくらいの透け感です。
ラミネートと穴あけ
表紙なのでインクの色移り防止のために、片面のみラミネートしておきます。
水彩紙の厚みを考えると、100μでラミネートするとパンチするのが難しくなりそうなので、50μでラミネートしました。
50μは、薄い為ヨレが出やすいフィルム。
今回は厚みの違うところがあるので、その部分でヨレが出そうです。
ラミネート失敗
案の定、ヨレがでました。幸い一か所なのでこのまま使います。(作り直すのは面倒)
そして、今回のラミネートで一つ気づいたのですが、白いWAXTEXの部分はラミネート出来ているようですが、茶色のIF YOU CAREの部分はラミネートがくっついていません。
ちょうどその部分の端を少し切る予定だったので、隙間からグルーオールを流して接着しておきました。
これで、穴を開けたら完成!
穴あけにはWe R Memory Keepersのパンチボードを使っています。
これで完成と思いきや、今度は穴あけ位置を間違えてしまいました。

正しい位置にも開けてみましたが、近すぎてこのまま使うのは無理そうです。
穴あけ失敗時の補修
テープを貼って補修することにしました。

しっかりめのmtCASAのフリースタイプを使うことにしました。

テープの上から、今度は正しい位置でパンチして完成です。

薄っすらと中のものが見えて満足です。
窓付きは初めてだったので、とりあえず形になったことが嬉しいです。
次に作るときはラミネートのことも考えて、紙を選ぼうと思っています。
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