年末にふと木を染めようと思いました。
手元にくるみインクがあったので、ついでで染める前に実験をしてみました。
まずは試した結果をメモ。
木切れでお試し。

バシャバシャで薄めだったせいか、マスキングしても脇に染みていってます。
乾いてから水を落として拭き取ると色おちしました。
実用するには、上塗りが必須ですね・・・。
以前、鉄媒染で染めたものを改めて見てみます。

中央部、横に二筋塗っているのは
上:クリア+ブラックニス
下:ブラックニス
鉄媒染は染めた当時と比べると、上塗りがある部分でも色が濃くなっているように感じます。
結局、時間がたっても色が好みな鉄媒染で染めることにしました。
以前作った媒染液は量が少なくなっていたので、スチールウールと酢を追加してー晩放置。
まずは、棚に使う予定の足を一組分だけ染めてみることにします。

バルサミコを1回塗ったところ。
鉄媒染は匂いが独特でテラスで塗ると匂いがきついのすが、今回は冬だったおかげで大分楽です。
その後に、老梅鉄媒染を塗り1晩おき発色させます。
ちょっと色味がグレーよりになったので、更にスチールウールで慣らしてから、再度バルサミコを塗りました。

1回目と並べると・・・

色に深みがでて大分好みになりました。
手元にクリアのニスしかなかったので、今回のはクリアニスだけで仕上げることにします。

左が今回染めた分です。クリアニスを塗りましたが、気温が低かったので曇りぎみです。
右は前回染めたもの。
前回のはブラックニス+ニスを塗ってます。

テスト木と比べてみると、今回の染めはジャコビアンにブラックニスを塗ったのに近い色になってます。
冬は鉄媒染に向いてると気がついたので、今度からは寒い時期に染めて、準備しておき暖かくなってからニス塗りできると良さそうです。
衝動的なので無理そうですが・・・。
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