端材で塗装サンプル – ブラックニス

ブラックニスのツヤありとツヤ消しの違いを見るために端材を塗って見ました。

ニスのクリア(ツヤあり)とツヤ消しの比較

左:水性ニス黒クリア、右水性ニス黒ツヤ消し

杉の荒材にヤスリをかけてからターナーの無臭柿渋を一度塗り、その上からニスを塗っています。

ニスは和信の水性ニス – 黒クリア黒ツヤ消し

色付きニスはいきなりハケで塗るとムラになりやすいので、ウェスで薄く塗り重ねています。(サンプルの塗りの薄い部分で3回程)

今回は判りやすいようにウェス塗り部分の上に、更にスポンジハケでも塗って見ました。(塗りの濃い部分)

写真だと右が暗く見えますが、ぱっと見は色も違いが判りにくいです。

ツヤによる反射

違いを判りやすくするために手近にあったモノを置いてみます。

判りづらいですが反射で写りこんでいます。

白い紙だともう少し判るかな?

よく見るとクリアのほうが僅かに輪郭がハッキリしています。

光の反射

上:ツヤ消し、下:クリア(ツヤあり)

光が反射する角度でみると一番違いが判りやすいです。

しかし、ただ単純に明るいところに置いただけでは然程反射の違いを感じることはありません。

少し違った光の下で

プリズムのでる窓ぎわに置いてみます。

窓ガラスのプリズム下での違い

反射の具合の為か色味が違って感じられたりします。

余計な反射が減っているためかツヤ消しのほうが少しだけプリズムが見やすく感じます。

違いについて

黒ニスは、色がついているためもあってかそこまでの違いを感じることはない場合が多そうです。

ただ使う場所や目的によっては使いわけするようにしています。

例えば天板に塗る場合はクリアだと写り込みがハッキリしすぎると感じることがあります。

特に夜の照明を抑えた部屋だと煩く感じることもあり、ツヤ消しに塗りなおしたところ、大分改善されました。

小物に使う場合なら、クリアだとメリハリがあって存在感がでますし、ツヤ消しだと素朴な感じで馴染みます。

その他

BRIWAXで塗ったものと色味を近付けようとした時に試行錯誤したものを載せておきます。

↓ SPF合板で3種類の塗り比較となります。

右下の黒ツヤ消しニス仕上げは途中で間違えてクリアニスを1回塗ったため、塗り重ね回数が増えて黒が強くなってしまいました。

角度を変えると・・・

写真だとBRIWAXのツヤはクリアとツヤ消しの中間くらいに見えます。

実際には反射や写り込みは控えめなのでツヤ消しに質感が近いと感じます。

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