靴棚と部屋の扉の間が約50cm程、空いています。
ここに、ついつい物が貯まっていきます。

扉の干渉が気になるものの、いっそのこと棚を作ってみることにしました。
考える時は紙に簡単に描いてみます。

柱で板を支える簡単なもの。
しかし、今後を考えて組み立てや分解が楽で再利用しやすいものにしたいです。
思いついたのを、かきたしていくので、後でみると自分でも判らないことが多いです。
あれこれ考えた結果、2×2材を柱にした棚で、ボルトで連結するタイプを作ることにしました。
板材の準備
材料はホームセンターで購入。
カットもしてもらいました。

ホームセンターのカットサービスは便利ですが、今回はカットしてくれた人が新人さんで、ちょっと差が気になったものがありました。
家でさらに微調整。
板に塗装はしませんが、そのままだと将来的に汚れやシミが目立ちそうです。
そこで簡易保護する為に蜜蝋クリームを塗っておくことにします。

元々持っていた木工用ワックスが少ししかないので、新しくBEEWAXを購入。
ワックスを広げるのには、洗車用等で売っているスポンジがおすすめです。
そのままと塗った後↓

薄く飴色になる感じです。
時間があれば、蜜蝋を塗った後に数日、日にあてておくと心持ち色が深くなります。
スプレーで水をかけてみます。

BEEWAXは軽く水を弾いてくれますが、そのままだと水が染みてしまいます。
木工用ワックスと比べるとBEEWAXは柔らかめで塗り広げやすいです。
スポンジは塗りやすいですが、すぐにボロボロになるので使い捨てです。

木材に穴をあける
2×2材に鬼目ナットを捻じ込むための穴をあけます。

穴をあける時に固定しやすくするため、版とクランプでまとめています。
今回はM8の鬼目ナットを使うので下穴は10mm~10.5mm。

コンパネ用ショートビットがまっすぐに穴をあけやすいのですが、8.5mmしか持っていません。
そこで、8.5mmの穴をあけてから、10mmのビットで穴を大きくしていきます。
板にも穴をあけます。こちらはM8が余裕でとおる8.5mmの穴をあけます。

板の右上部分位置がずれてしまって、二重穴になってしまいました。
締め付けて固定するので大丈夫かと思います。

脚に穴を空けて

鬼目ナットを捻じ込む。

初めは力加減がわかりにくいですが、慣れてくると捻じ込むのも楽になります。
木工ボンドを塗って捻じ込むと頑丈になるようですが、再利用を考えているのでそのままです。
組み立てる

板と脚を、M8のボルトを使って組み立てます。

組み立て中ですが、写真右下にあるドアストッパーと干渉してます。
あらかじめ、干渉しそうな微妙な位置だったので、アジャスターを準備していました。

脚下に取り付けるとこんな感じで収まりました。

完成
完成です。

アジャスターを取り付けた分、段差が出来ましたが許容範囲内です。

紙袋やバックを置いてみました。
上にまだ置ける!
完成するも、一ヶ所、失念していたところがありました。

ドアを開けたときに角がぶつかるので、クッション材を忘れてました。
しばらくはドアの開け閉めに注意です。
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